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Twitter APIの設定 - 記事投稿時にGithub ActionsからTwitter APIでXにポストしていい感じにOGPを表示するまでの奮闘記 その1

Twitter APIOGPVercelGithub ActionsNext.js

記事のタイトルのとおり,「ブログ記事を投稿したときにGithub ActionsからTwitter APIを叩き,OGP画像がいい感じに表示してX(旧Twitter)に投稿したことをポストしたい!」という要望を叶えるまでの作業ログを残します.

  • なにをしたのか
  • なにを使ったのか
  • なににつまずいたのか
  • どう解決したのか

ということをシリーズ形式で書いていきます.

  1. Twitter APIの設定
  2. Github Actionsの設定
  3. Twitter APIを呼ぶPythonスクリプト
  4. Next.jsでの動的なOGP

今回は,Twitter APIの設定の作業ログです.

Xのアカウント作成

まずは,記事投稿の通知をポストしたいXのアカウントを作成します.アカウント作成方法は今回は省略します.特に特別な設定は不要です.

:warning: アカウントをBotとして設定する必要があるという記事も見かけましたが,この記事を書いている時点ではBotとしての設定は不要でした.

Twitter Developerのアカウント作成

Twitter Developer Portalは,X(旧ツイッター)の開発者向けのツールを提供している公式サービスです.ここで先程作成しておいたアカウントを登録します.

アカウントの登録には審査がありますが,普通に申請すれば通ります.登録方法は下記の記事が参考になるかと.

Twitter Developerの登録手順

Twitter Developerの設定

「Setting」タブの「User authentication settings」の「Edit」ボタンを押すと,諸々の設定ができます.いくつか重要な点があるので書いておきます. Settingタブ

APP Permission

APP Permissionは Read and write にしておきます.デフォルトの Read だとポストができません.もしDMも使いたいという場合は Read and write and Direct message にします.

基本的にOAuth 2.0を使うので,このOAuth1.0の設定は不要かも.ただAPIの仕様がコロコロ変わるので,できるだけポストできる状態にしておきたく,このような設定をしています.

Type of APP

Web APP, Automated APP or Bot にします.Github ActionsからポストしたいのでBotに該当するためです.

APP Info

なんでもいいです.外部公開したWebアプリならこの辺の設定により,ユーザーの導線が変わりますが,今回は自分でポストするだけなので,必須項目が埋まっていればいいです.

Edit画面

Tokenの取得

認証情報に使われるTokenを取得します.外部に公開すると他人にポストされてしまうので,絶対に公開しないように.また,忘れたらTokenを再生成しなければいけなくなって面倒なので,メモを残しておきましょう.パスワード管理ツールで管理するとか.

Key and Tokenタブで各ボタンを押し,すべての値をメモしておきます

  • API Key and Secret
  • Bearer Token
  • Access Token and Secret

Twitter側での作業はこれで終わり.

最後に

Twitterでの作業はこれで終わりです.そこまで難しい手順はなかったという印象です.次回はGithub Actionsの設定を行います.