Twitter APIの設定 - 記事投稿時にGithub ActionsからTwitter APIでXにポストしていい感じにOGPを表示するまでの奮闘記 その1
記事のタイトルのとおり,「ブログ記事を投稿したときにGithub ActionsからTwitter APIを叩き,OGP画像がいい感じに表示してX(旧Twitter)に投稿したことをポストしたい!」という要望を叶えるまでの作業ログを残します.
- なにをしたのか
- なにを使ったのか
- なににつまずいたのか
- どう解決したのか
ということをシリーズ形式で書いていきます.
- Twitter APIの設定
- Github Actionsの設定
- Twitter APIを呼ぶPythonスクリプト
- Next.jsでの動的なOGP
今回は,Twitter APIの設定の作業ログです.
Xのアカウント作成
まずは,記事投稿の通知をポストしたいXのアカウントを作成します.アカウント作成方法は今回は省略します.特に特別な設定は不要です.
:warning: アカウントをBotとして設定する必要があるという記事も見かけましたが,この記事を書いている時点ではBotとしての設定は不要でした.
Twitter Developerのアカウント作成
Twitter Developer Portalは,X(旧ツイッター)の開発者向けのツールを提供している公式サービスです.ここで先程作成しておいたアカウントを登録します.
アカウントの登録には審査がありますが,普通に申請すれば通ります.登録方法は下記の記事が参考になるかと.
Twitter Developerの設定
「Setting」タブの「User authentication settings」の「Edit」ボタンを押すと,諸々の設定ができます.いくつか重要な点があるので書いておきます.
APP Permission
APP Permissionは Read and write にしておきます.デフォルトの Read だとポストができません.もしDMも使いたいという場合は Read and write and Direct message にします.
基本的にOAuth 2.0を使うので,このOAuth1.0の設定は不要かも.ただAPIの仕様がコロコロ変わるので,できるだけポストできる状態にしておきたく,このような設定をしています.
Type of APP
Web APP, Automated APP or Bot にします.Github ActionsからポストしたいのでBotに該当するためです.
APP Info
なんでもいいです.外部公開したWebアプリならこの辺の設定により,ユーザーの導線が変わりますが,今回は自分でポストするだけなので,必須項目が埋まっていればいいです.
Tokenの取得
認証情報に使われるTokenを取得します.外部に公開すると他人にポストされてしまうので,絶対に公開しないように.また,忘れたらTokenを再生成しなければいけなくなって面倒なので,メモを残しておきましょう.パスワード管理ツールで管理するとか.
Key and Tokenタブで各ボタンを押し,すべての値をメモしておきます
- API Key and Secret
- Bearer Token
- Access Token and Secret
Twitter側での作業はこれで終わり.
最後に
Twitterでの作業はこれで終わりです.そこまで難しい手順はなかったという印象です.次回はGithub Actionsの設定を行います.